また明日

七三部隊#2「ホシヨリモカルクアカルク」無事終了いたしました。
まだ、一週間くらいしかたってないのに、もうずいぶんたったような気もします。

今回は終演後にドリンクタイムを設けたので、直接いろいろな感想をいただけたのはありがたかったです。まあ、終演後すぐにお客様のもとにいくのは、ビビリの私にはちょっと勇気がいりましたが(汗)。
また演ったら、なんてお声も、でも15年後、私は64歳、七重ちゃんは57歳?!
う~ん、想像してみる。
多分、七重ちゃんは変わらず華麗にダンスとかしてそうだなぁ。きっとまだシュッとしてるはず。私も相変わらず妄想とかして、グフフってしてるはず・・・はっ!それはかなり痛い人?!
で、まぁシミとはシワとかは仕方ないけど、生着替えはさすがになしだな、とか。いや敢えてやってみる?とか。
そんなおバカな心配をする私に「そこっ?!」っと、鋭いツッコミをいれるしっかりものの七重ちゃん。多分あんまり変わってないかも・・・
この15年のあいだに、15年前には想像しなかったようなことがいくつかあって、でも二人はあの頃とあまり変わっていなかったように。なんて。

15年後、元気でまた会えるってのは簡単なようでいて結構難しい。だって、こればっかりは自分ではどうにもできないことだから。今回の公演中、ちょっとした奇跡がおこりましたが、もし15年後、本当に二人で幕をあげることが出来れば、それだけでもうちょっとした奇跡なんじゃないかと・・・
まぁとりあえずは、これからもお互いがんばりましょう。えいえいおー!

最後になりましたが、今回の公演を支えてくださった皆様、ご来場くださったお客様、すべての方々に感謝いたします。
本当にありがとうございました。

では、またいつか。


三好


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はじまりはじまり

9月から稽古を始めて、約二か月・・・
いつの間にか、半袖がコートになってます。
さて、いよいよ、私達の物語をお見せする時がやってきました~。
もう、胃やらお腹やら肩やら脇腹やら、色々なとこが、色々な理由で痛いです。
で、自分を励ます為(?)に、昔のことを思い出したりして・・・
初公演は2000年11月。15年もたったんだなぁ。あの時は合宿とかしたんだよね。で、照明の富内ちゃんが打ち合わせがてら差し入れ持ってきてくれて、結局女子会みたいになっちゃったり(笑)富内ちゃ~ん見ててくれてるかなぁ~
そういや、その時も音響してくれた大西くんと、仕込みを手伝ってくれた土本くんが映像で今回も参加してくれてるんだよね。サカイくんは新作を書いてくれたし、新たに、演出として林くんや、照明のじゅんいちくんが参加してくれて・・・小道具やら受付やら他にもたくさんの人達のお助けをいただき・・・さあ、いよいよです。

どうなるかはわかりません。だって、ライブだから。生身だから。すいません、ちょっと開き直りました(反省)
少しでも、何かをお届け出来たらいいなぁと思って、はりきります。

迷われてる方、まだ、14日14時、15日14時はお席ございます。よろしければ是非!

この下を潜って、ずい~とどうぞ。


三好

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七重ちゃん

今回の相棒、後藤七重ちゃん。

彼女は、舞台ではもちろん魅力的な女優さんです。

でもそれだけじゃなく、とてもしっかり者で頼りになります。

例えば、今回の作品には小道具がいっぱい出てくるのだけど、稽古中に演出が口にしたキーワードは残さず拾って販売の有無や価格をその場ですぐ検索、家に帰ってからも新情報を速攻で送ってくれます。

(あとでそれを見て、あ~そういう物のことだったんね~と気付く私)

ヤフオクで購入する場合も、検討に検討をかさね吟味して購入

(最初に相談受けた段階で、買ったらいいやん~っていう私)

もちろん、何事も早め早めにと進めてくれます。

やっとく~と言いつつ、まだ日にちあるやんってなっちゃう私)


先日も、打合わせがてらごはんでも食べる?ってことになったんだけど。しめしめとばかりに「行きたいとこあるんだけど・・・」言う私に、「どこ?」と彼女、「お寿司!」「寿司?」「だめ?」「いいけど」

OK貰って、気分は上目遣いでキャピキャピする私。お店に入っても「何食べる~」とかメニュー見ながらさらにキャピる私を尻目に、くわえ煙草でスマホをいじる彼女。ちょっと冷たい。あ、しかし、打合せだった、と反省する私。すかさず「小道具検索してるんやん」と笑顔でフォローする彼女(脳内ではくわえ煙草続行中)。その後も私のスマホの調子が悪くなるとすかさず解決策を検索してくれる。愚痴ると相槌うちながらも、私がダメなところは指摘してくれる(煙を避ける為、顔を傾けつつ)。

しっかりしてて優しくてカッコイイ♡


ってな感じで、実際の彼女は美人で可愛いくてとっても女の子なんだけど、私の妄想の中では最強彼氏にもなってくれます。

よし!せめて私も可愛い彼女になれるよう頑張ります!

待ってて七重ちゃん!


三好

事故物件

今回の作品の舞台事故物件。ということでホラーです。嘘です。

ところで、実は私、かなりホラー好き。

まあホラーっていうか怪談が好き。

深夜にコンビニで缶ビールといっしょに「ほんとにあった○○」的な分厚い漫画とか文庫本を買って帰ったりしちゃいます。

夏になると怪談番組は事前にチェックして、わくわくしてチャンネル合わせます。

でも、最近、良質な怪談番組が減ってるんですよね~なんか視聴者の投稿みたいな映像を集めたものが多くて・・・

絶対に嘘やん!って、なんでそんな時に録画してるん?百歩譲って仲間でわいわいしてる時とかならばそういうこともあるかもな、と思えるけど、カップルとか一人で家にいてるときとか、普通は録画しないでしょ?もし本当にしてるとしたら、別の意味で恐怖を感じるけどさ。

そして、写りすぎ〜!!霊の人~!!ぜんぜんぞくっと出来ないよ。んで、チャラチャラしたタレントがスタジオで「見えた!見えた!」ってワーキャーうるさい!見えたかどうかは、私が判断するの!またあのワイプっての?あれもいらん!先に反応しすぎ!

あ~昔の「あなたの知らない世界」の再現フィルムとか心霊写真とか良かったなぁ~そこはかとなくて、出てる人もみな神妙で。

いろいろと妄想を掻き立てられる余白があったなぁ。

え、うそ?もしかして、ほんと?

なぐらいがいいんですよ。なにごとも。


で、今回の作品の舞台は事故物件です。ホラーじゃないけどね。


三好

稽古スタート

さて、いよいよ本格的に稽古が始まりましたよ!
9月半ばから稽古はしていたんだけど、ほぼ本読みばかりしていたので、実際の稽古は2日が始まり始まり~でした。

林くんの演出を受けるのは私は今回が初めて。
まず最初のミッションは「台詞を最初に全部入れてください。棒読みで、句読点も無視して、リズム付けずに。」とな。
ひぇぇ~目が点。まぁ、台詞入れるのは当然として、棒読み!?句読点無視!?
当然、9月の本読み期間中は、ほぼ棒読みで、ハイスピードでの応酬ばかり。
普通ならば、読み込んで読み解いて、みたいな感じなのに、先に演技プラン立てたり、どう言おうとか、極力考えないように、との指示。
かなり戸惑ったけど、何故そうするかってことを説明されて「なるほど」と。
で、ふとクロム時代を思い出した。そういや、大抵は台詞内容と関係ないアクションを求められてたなぁと。なので、あまり抵抗なく理解はでけた感じ。
(まぁ、あの頃の青木さん&メンバーはただ演劇素人集団だっただけなんだけどね。)

で、棒読み本読み期間が終わっての立ち稽古。いままで抑圧された感があったからか、なんか楽しい。ひさしぶりに七重ちゃんとやりあうの楽しい。

たぶん、きっと、この後いっぱい落ち込んだり、困ったりするんだろうなぁとは思うけど。
演出の見せたいもの、作者の伝えたかったことを体現しつつ、まずは私達二人が楽しんでやれたらいいなぁ、と。
で、いい見世物になればいいなぁ、と。

よし、とりあえず台本覚えなきゃな(汗)。

 

三好